締切日と着手日をセットで書く

 もう一つ、手帳に書くべきなのが着手する日。締切りだけを手帳に書いていると、直前になって気付いたため間に合わなかった……なんてことにつながる可能性もあります。仕事の段取りを整えるなら、ゴールだけでなくスタートも大切。締切日から逆算し、十分な日数や時間を確保した着手日を決めるようにしましょう。もし、月末などで複数の締切が重なったとしても、着手日をずらして調整すれば、仕事のムリ・ムラがなくせます。

締切日が重なる案件は、逆算して順序良く取り掛かる。着手日は早くてもOK!
締切日が重なる案件は、逆算して順序良く取り掛かる。着手日は早くてもOK!

 なお、この着手日は早過ぎるくらいがベストなタイミング。割り込み仕事や体調不良などがあった際にも対応できるよう、余裕をもって設定するようにしてください。

余裕があれば仕事の品質も向上する!

 とはいえ、早さを重視しすぎてミスを起こすのはいただけません。せっかくなら「My締切日」の1日以上前に完成させ、書類を一晩寝かせてからチェックするようにしましょう。完成直後は「正しい」という思い込みから、ミスを見逃しがちなもの。翌日、冷静な目で見直せばミスにも気付きやすいので、仕事の質をより高められます。

終わった仕事をすぐ手放して身軽になろう

 「My締切日」を守って書類を仕上げたら、すぐに相手へ提出するのがオススメ。本来の締切日まで手元に置いておくと、うっかり送り忘れる可能性もあります。また、手離れしないままでは緊張状態も続くもの。終わった仕事はどんどん手放して、ストレスをためないようにしましょう。