休暇を満喫したいなら、まずは休みの年間計画を立てることから

 賢く休んで、休み明けはバリバリ仕事。これこそ、現代のビジネスパーソンのあるべき姿です。働き方改革が叫ばれる今、有給休暇を返上してまで働くのは、もう時代遅れ。有休を消化するよう上司に言われ、忙しい時期に無理やり休みを取っても休んだ気にはなれません。

 そこで実践していただきたいのが、休む予定を年単位で計画すること。ゴールデンウイークや夏休み、年末年始などの長期休暇はもちろん、三連休といった長めに休める日を年度の初めからチェックし、それに合わせて予定を組むのです。

ほら、2017年の下期はこんなに3連休があるのです
ほら、2017年の下期はこんなに3連休があるのです

 さらに、「1月は○日休む、2月は○日休む……」というように、月単位でも考えれば、有休も上手に消化できますよ。

忙しい時期を避け、上手に予定を立てるには

 「そんな先のことまで分からない」と思うかもしれませんが、数年、同じ仕事を続けていれば、忙しい時期もある程度はつかめているはず。また、毎年恒例の社内行事やイベントなどは、去年の手帳を見返せば把握できるので、使い終わった手帳は捨てずに取っておくのがオススメです。

 新たな手帳を使い始めるときは、昨年の手帳を見返し、年間スケジュールのページに繁忙期や行事を書き込みましょう。そうすれば、見開きで1年間を見渡すことができ、休みの予定も立てやすくなります。これは1年間の流れを把握するためなので、○月○日と細かく書かず、ざっくりとした予定で大丈夫。