メリットいろいろ! 早速、休みの年間計画を立ててみよう

 休暇の予定を早めに立てておけば、旅行の段取りもつけやすくなります。チケットの早割が利用でき、よい日取りが選べるなど、いいことずくめ。有休を上手に利用して、金曜日出発ではなく日曜日出発のプランにすれば、さらに節約できますね。

 さらに、仕事のモチベーションを上げられるのもポイント。たとえ忙しくても「あと○日で休める!」となれば作業がはかどるし、前倒しもできるはずです。休みが決まったら手帳の年間スケジュールに書き込んで、つらくなったときはぜひ見返してください。

 直近の三連休は7月15日~17日、8月11日~13日、9月16日~18日。早速、今から予定を立てて、休暇を存分に満喫しましょう!

賢く休むためのポイント

◆年間で計画を立ててきっちり休もう
◆休暇宣言は早い者勝ち!
◆上司に報告する前に、先輩や同僚に確認を
◆社外の人には「ついで告知」
◆手帳の年間スケジュールに書き込んで、やる気をアップ!

やる子 「ゴールデンウイーク明けたばっかりなのに、もう夏休みを決めちゃっていいんですか? 何か『遊ぶことばっかり考えてる』って思われそう……」

すずまり姉さん 「何、言ってるの。このご時世に有休返上なんて、それこそ段取りの悪い人って思われちゃうわよ」

やる子 「そっか! じゃあ、遠慮なく計画を立てちゃいます。毎年、南国リゾートに行きたいって思ってたけど、今年は実現できるかも」

すずまり姉さん 「ビーチですてきな殿方と出会ってあれやこれや……あらやだもう、妄想族になっちゃうわね」

やる子 「妄想族って、会話の中で聞いたのは初めてです……。それより、夏を楽しむには、まずはおなかのムダ肉をなんとかしなくては!」

 休暇宣言の前に、まずはダイエット宣言をしたやる子。夏休みを楽しみに、きっと今まで以上に仕事にもまい進できることでしょう。そんな彼女のきらめく夏のバカンスを想像しながら、次回も乞うご期待!

文/石川由紀子 イラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA