オフィスでも外出先でも使う筆記用具。中でもペンはメモを取ったり、スケジュールを書き込んだりと出番が多いだけに、バッチリ使いこなしたいものです。そんなペンと共に、すずまり姉さんが活用してほしいと語るのがマーカー。一体、どのように使えばいいのか、やる子と一緒に早速、教えてもらいましょう!
黒のペンが引き出しにたまる一方…なんて人はいませんか?
ランチタイムを目前に控え、浮かれがちな雰囲気のオフィス。ご多分に漏れず、やる子も時計を見つめながら今か今かと待ち構えます。と、そこへ一本の電話が鳴り響き……。
やる子 「もう、こんなお昼直前に……。ハイ、日経YARUKI社です! ……ああ、川上さん、お世話になっております~」
取引先からの電話を受け、次回の打ち合わせ日時を相談し始めるやる子。予定が決まって受話器を置いた後、手帳に書き込もうとペンを探し始めます。
やる子 「あれ? いつも手帳に差しているペンがないや。引き出しの中かな……。あ、あった! と思ったらインク切れだし。こっちの引き出しは、何か引っかかってて開かないし!」
そう言ってイライラしながら無理やり、引き出しを開けようとしたところで、カツカツカツ! というヒールの音とともに、すずまり姉さんの登場です。
すずまり姉さん 「ちょっと、やる子、うるさ過ぎるわ。……って、引き出しに定規なんか突っ込んで、何してるの?」
やる子 「あっ、すずまり姉さん、うるさくてスミマセン! ペンが引っかかってるみたいで、引き出しが開かなくて」
すずまり姉さん 「ずいぶんため込んでいるのね。デスクの上だけキレイにしても、引き出しが整頓されていなかったら意味ないわよ。そもそも、インク切れのペンが、どうしてこんな大量にあるのかしら」
やる子 「エヘヘ、替え芯の交換が面倒で、つい、その辺にあるペンを持ち帰っちゃうんですよね~」
すずまり姉さん 「いや、かわいく笑ってもダメよ。これ、私のペンだから……。仕方ないわね、ちょうどランチの約束してたところだし、食事しながらとっくり話し合いましょ」
やる子 「まさか、すずまり姉さんの持ち物に手を出してたなんて……。とりあえず、お手柔らかにお願いします……」