「思い違いが多く、ミスを頻発してしまう……」なんて人はいませんか? もしかするとその原因は、メモをきちんと取っていないからかもしれません。メモを取ることを習慣化すれば、それだけで信頼度アップ間違いなし! そう語るすずまり姉さんに、メモ帳の選び方や効率のよい書き方を聞いてみました。

(登場人物)

やる子(30歳)すずまり姉さん(40代)
左:やる子(30歳)/仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り……。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。

右:すずまり姉さん(40代)/効率よくスマートに仕事をこなす。過去に数多の過ちをやらかした経験からミス、ムダ、残業を忌み嫌う。厳しさと愛をもって全力で後輩を指導中。

上司の指示を受けに行くなら、きちんとしたメモ帳が必須!

 月末を迎え、活気にあふれる日経YARUKI社のオフィス。やる子も軽快にキーボードをたたき、サクサクと業務を遂行していきます。

やる子 「最近、仕事がはかどるなぁ。やっぱり、すずまり姉さんの仕事術のおかげだよね。よし、もっと頑張ろうっと」

 そんな独り言を口にしながら、モニターを見つめるやる子。カツカツカツ! という、すずまり姉さんの足音にも気付かないほど集中しています。

すずまり姉さん 「ハーイ、やる子。忙しいところ、ごめんくさ・い」

やる子 「ちょっ、すずまり姉さん、脱力する挨拶はやめてください……」

すずまり姉さん 「あら、それは失敬。そんなことより、部長が呼んでいたわよ。何かお願いしたいことがあるみたい」

やる子 「おお、部長が直々にですか! すぐ行きます」

 張り切って席を立ち、部長のデスクへ向かったやる子に声をかけるすずまり姉さん。

すずまり姉さん 「ちょっと! あ~た、メモも持たずに行くつもり?」

やる子 「いや、覚えられるかなと思って……。あ、でも、やっぱり持っていきます」

 そう言ってデスクに戻り、やる子が不要な書類を切って束ねたお手製メモを持ち出そうとしたところ……。

すずまり姉さん 「そんなメモ帳、使っているの!? ダメダメね」

やる子 「えっ? エコだし、お金もかからないし、よくないですか?」

すずまり姉さん 「全然、よくないですぞ。とりあえず、今は私のメモ帳を持って行きなさい。戻ったらその理由を教えてあげるから」

やる子 「わ、分かりました。とりあえず、行ってきます~!」

覚えなくてはいけないことがたくさんあったから、メモ帳なしで行ってたらお手上げだった… (C) PIXTA