ルールを決めれば効率アップ! 賢いノートの使い方

 ノートの選び方は人それぞれ。サイズはB5かA4か、中身はケイ線か方眼か白紙かなど、実に多くの種類があり、使ってみなければ分からないもの。まずは1冊、気負わずに選んで、使い勝手を確かめてみましょう。

用途によって使い分けるなら3冊までに

 文房具の類は、それぞれ一つだけを持つ「ワンベスト」が管理しやすいもの。用途によってノートを分ける場合は、多くても3冊までにとどめましょう。その場合は、以下のように使い分けてみては?

用途によってノートを分ける場合は、多くても3冊まで
用途によってノートを分ける場合は、多くても3冊まで

1)自分用マニュアルに1冊、その他のことを書く1冊
2)振り返りノートに1冊、その他のことを書く1冊
3)自分用マニュアルに1冊、振り返りノートに1冊、その他のことを書く1冊

見返すことを考えて探しやすいように書く

 ノートは後から何度も見返すので、どこに何を書いたのかが分かるようにしたいもの。1案件につき見開き1ページで書き、ページの最初に「記入日」と「タイトル」を書いておけば、後からでも探しやすくなります。

 なお、余白ができた場合も、次の案件に移るときはページをめくるようにしてください。探しやすいのはもちろん、毎回、真っ白なページがあらわれるので、頭の切り替えにも役立ちます。

インデックスを作ると、より探しやすい!

 ノートは本のような目次がなく、パソコンのようにキーワード検索もできません。そのため、私は付箋でインデックスを作っています。愛用しているのは、スリーエムの「インデックス(記入用)23mm」。これにタイトルを書き込み、右のページに貼っておくと、必要なページをパッと見つけることができますよ。

すずまり姉さんが実際に愛用しているインデックス
すずまり姉さんが実際に愛用しているインデックス

会議や商談では出席者の名前も記録

 初対面や知り合って間もない人が多い場では、出席者の名前も書いておきましょう。オススメは、座席表にして書くこと。そのときの光景がよみがえるので、ただ名前を羅列しておくよりも覚えやすくなります。

会議の日付、タイトル、出席者の名前を入れておくと思い出しやすい
会議の日付、タイトル、出席者の名前を入れておくと思い出しやすい