野球型とサッカー型、あなたのタイプはどっち?

 ここでいう『野球型』と『サッカー型』とは、ビジネスパーソンの働き方の例え。野球の試合は9回が終わるまで、どれだけ時間がかかろうと最後まで続けられますよね。これをビジネスシーンでいうなら、終わるまで仕事をするタイプの人。

 一方、サッカーの試合は前半・後半で各45分と、制限時間が決められています。その中でどれだけ点を取るかによって、勝敗は決まるもの。ビジネスシーンでは、「定時まで」というように時間のゴールを決め、きちんと成果を上げるタイプを指します。

あなたの仕事のやり方は「野球型」? 「サッカー型」? (C) PIXTA
あなたの仕事のやり方は「野球型」? 「サッカー型」? (C) PIXTA

今の時代に求められるのは、もちろんサッカー型!

 終わるまで残業し、土日も働いて成果を上げる野球型は、一昔前なら「頑張っているね」と褒められたものでした。でも、働き方改革やワーク・ライフ・バランスが唱えられる今、これではもう時代遅れ。時間内に成果を上げるサッカー型こそ、企業に求められる人材なのです。

サッカー型になるために、時間に対する意識を変える

 現代は働く時間が減ったからといって、仕事の量が減るわけではありません。消費者は、より高品質で低コストの商品やサービスを求めるもの。となれば当然、私たちの仕事は複雑かつ高度になり、むしろやるべきことは増えているといえるでしょう。

 だからこそ、効率よく短時間で終わらせる方法を考える必要があるのです。でも、「残業してでも終わるまで仕事しよう」などと思っていては、時間内に終わらせることはとうていできません。意識を変えれば、行動も変わるもの。まずは時間に対する意識を高め、時短テクニックを身に付けるようにしましょう。