PDCAサイクルを実践して、ミスを成長&改善のヒントにしよう
大きなミスをしたからといって、いつまでも落ち込んでいる人に成長はありません。「なぜミスをしたのか?」と原因を分析し、改善策を考えるようにしないと、また同じミスを繰り返してしまいます。
PDCAサイクルを回せば、同じ仕事でも次回はミスゼロ!
そこで身に付けたいのが、PDCAサイクルの回し方です。PDCAはPlan=計画、Do=実行、Check=振り返り、Action=改善の頭文字をとったもの。計画を立ててから取り組み、終えた仕事を振り返って改善策を考える、といった流れを指しています。
思いつきや感情のまま、無計画に仕事をすればミスは増えてしまうもの。そのときに一度立ち止まり、CheckとActionを行えば、次回はもっと効率よくできるはずです。
クヨクヨと悩むより、改善案を上司に提出しよう
振り返りと改善を行ったら、「自分用マニュアル」や「振り返りノート」に記入しましょう。その上で、上司に「このように改善しますので、ご指導よろしくお願いします」と、改善案を提出できれば万全。前向きな姿勢を心掛け、「いつまでも悩んでいて扱いづらい」なんてレッテルを貼られないようにしましょう。
■自分用マニュアルの作り方は → 「脱・同じことを何度も聞く人 『自分用マニュアル』活用」
■振り返りノートの作り方は → 「社会人のノートは『忘れるために書く』ミスゼロ記録法」
引きずるのはNG! でも、しばらくは反省を態度で示すべき
改善案を出したからといって、おとがめなしというわけではありません。会社では反省しつつ、プライベートで発散することは大切ですが、調子に乗るのは避けたいところ。
ましてや、会社の人とつながっているSNSに書き込むなど厳禁です! 「今日、怒られちゃいました」とか「飲み会、楽しい!」なんて書き込みを上司や先輩、後輩たちに見られた日には、会社での立場が悪くなるだけ。せめて1週間くらいはおとなしく、仕事にまい進するようにしたいですね。