受信メールに鏡のごとく合わせる「ミラー返信」

 時短を考えるなら、メールのやり取りは簡潔に行いたいですよね。前回も、メールにかける時間の短縮方法をいくつかお伝えしましたが、一方で密なやり取りを求める人もいるもの。字数を減らしたら「素っ気ない」と思われるケースもあります。もし、どこまで簡略化すればよいか迷うなら、「ミラー返信」を実践してみましょう。

相手の密度に合わせて返せば好印象!

 「ミラー返信」とは、相手のさじ加減に合わせて返信すること。もし、相手が時候の挨拶を入れたメールを送ってきたなら、それに対しても言葉を返すのです。また、長文で届いた場合は、同じくらいの文章量で返すようにしましょう。このように、受信と返信を鏡のごとく合わせれば温度差がなくなるので、相手も満足してくれるはず。

返信に困ったら、とりあえず「ミラー返信」
返信に困ったら、とりあえず「ミラー返信」

「ミラー返信」で様子を見ながらやり取りしよう

 初めてのメールのやり取りでこちらから送る場合、いきなり簡略化するのは考えもの。まずはかっちりとした隙のないメールを送り、返信が来たら「ミラー返信」で相手の反応を探りつつ、やり取りしていくのがよいでしょう。相手がくだけてきたなら、こちらも同じように返すことで親近感も育っていきます。