結婚式ファッション、年齢とともに変化したことは

 最後に、年齢を重ねたことで変化した点について伺うと、こんな答えが返ってきました。

20代は華やかなドレスばかり着ていたが、30代になり、結婚式にも慣れてきたのか、マナーを守る範囲で落ち着いた雰囲気になったドレスが膝下丈になり、荷物も最小限で済ませられるように(32歳、製造、一般職)

若い頃は、みんな似たようなドレスでヘアセットは必須! という感じだったのが、30代に近づくにつれて、ヘアセットがセルフになり、着物を着る友人が増えた(28歳、商社、一般職)

20代はネイルとまつエクが必須だったが、今はもういいかなと思っている。自分も結婚したし、主役は花嫁だというのが分かるので(31歳、教育・学習支援、教職員・教育関係者)

友人の結婚式に出席することが多かった20代は、かわいさや華やかさ重視で服を選んでいたが、30代で経営者となり、社員の結婚式に呼ばれるようになると、服も髪型も派手過ぎず、地味過ぎず、上品さを重視するようになってきた(36歳、会社経営、医療福祉関連)

20代より周りを気にするようになったため、ネイルやヘアにも気を使うようになった。お金をかけるようになったものの、派手ではなく大人っぽくキレイにしてもらっている(36歳、製造、管理職)

昔はヘアセットに4000~5000円かけていたが、繁華街のセット専門店なら2000~3000円でセットできると知り、家から式場までの間にある繁華街で美容室を探すように。安くて早くてセンスがよくて、崩れない!(32歳、不動産、一般職)

着物を自分で着られるようになってからは、洋装から和装に変わった。着物のほうが流行にとらわれず、格さえ間違えなければ悩まずに済むので便利(57歳、建設、派遣社員)

 いかがでしたか? 読者の体験やエピソードを参考に、結婚式ファッションをオシャレに乗り切りましょう!

文/石河美穂子 画像/PIXTA