20代前半のようなかわいさ全開の服は気恥ずかしい、でも落ち着き過ぎるのもイヤ……結婚式に着ていく服に迷う28歳前後が選ぶべきスタイルを、スタイリストの植村美智子さんに教えていただきました。式場のタイプに合わせたコーディネートが分かるので、これを読めば、もうお呼ばれ服で迷わずに済みますよ。
場面別おすすめコーディネートはコレ!
日経ウーマンオンラインでは、式が行われる会場や出席する際の立場などによって、結婚式ファッションを「フォーマル」「オールマイティー」「カジュアル」の3種類に分けました。
フォーマル
・教会や神社、高級ホテルや格式高い専門式場での結婚式
・親族や会社の先輩・上司としての出席などきちんと感を重視する場面で
オールマイティー
・格式を重んじる式場での結婚式から、レストランウエディングまで幅広く
・友人、同僚など、さまざまな相手に呼ばれた場面で
カジュアル
・リゾートウエディング、二次会、パーティーなど、あまり堅くない会場での式・お呼ばれ
・きちんと感が強すぎないほうがよい場面や、動きやすさを重視する場面で
この分類に沿って、3種類のスタイルをご紹介します。
フォーマルなら素材感にこだわったワンピースが正解
植村さんが28歳のフォーマルスタイルにおすすめするのは、「一枚ですっきり着られる袖のあるドレスワンピース」です。
・袖があり、膝が隠れる丈のものを選ぶこと
・スカートにボリュームがあり過ぎるものは避ける
・色はネイビーや黒などベーシックカラーが◎
・上品な光沢と適度なハリのある素材がおすすめ
・アクセサリーはシンプルなパールのネックレスとイヤリングで上品に
・バッグはパールに合わせて白をチョイス
・靴はシンプルな黒のパンプスできちんと感を出す
・フォーマル度を上げたいときは、バッグも黒のシンプルなデザインに
「スカート部分がウエストの下からフワッと広がるものはボリュームが出過ぎてしまうので、裾だけに程よくボリュームが出るデザインを選んで。適度なハリと品のいい光沢がある素材を選べばシルエットがキレイに出ますし、高級感もあって式場の雰囲気にふさわしいスタイルになります。
小物はベーシックなパールのネックレス&イヤリングに黒パンプスが安心です。20代らしい華を添えるために、バッグはパールの色と合わせた白バッグを。シフォン生地や織り柄の生地がいいでしょう。黒のシンプルなハンドバッグに替えれば、さらにカッチリした席にも対応できます」(植村さん)