使い過ぎに注意!

 クレジットカードは、現金を持ち歩くよりも便利で安心してお買い物ができますよね。しかし、日常的に使っていると、どのくらいのお金を使ったか実感として分かりにくいかと思います。毎月発行される利用明細書できちんと確認しましょう。

 分割払いなどを利用すれば、自分の収入を超えるような高額な商品も買うことができます。

 何度も述べていますが、支出は収入の範囲内におさめること。これが非常に大切です。

クレジットカードでポイントをかせごう

 みなさんご存知のように、クレジットカードを利用するとポイントがつきますよね。電気・ガス・水道代等の「光熱費」、インターネット代・固定電話代・携帯電話代等の「通信費」、ケーブルテレビ・NHKなどの受信料…などなど、毎月かかる費用をクレジットカードで支払っていますか?

 これらを節約することは難しいかもしれませんが、支払い方法をクレジットカードにするだけでポイントが貯まり、支出を少しでも軽減することができます。

 また、最近では、病院などでもクレジットカードが使えるところが増えています。入院や手術、通院費も長くなるとお金がかかります。現金値引をしてくれる病院はありませんので、ポイントで少しでもお得にしたいところです。

 支払うときに、カード払いが可能かどうか確認してみましょう。

 意外なところでは、国民年金の保険料もクレジットカードで支払うことができます。自営業の方などはチェックして下さい。

 会社員の方はお給料から天引きされていますので、自分で支払う必要はありません。


 ここで重要になってくるのが、クレジットカードのポイント還元率です。

 カードによって異なりますが、その多くは0.5%ですが、お店によっては還元率が1%になったり、年間いくら以上使えば還元率がアップするものなど、さまざまです。

 還元率が1.0%以上のカードもありますが、ポイント還元率が高いものは、その企業関連のサービスでしかポイントを利用できない傾向にあります。ポイント還元率が高くても、自分がよく使うサービスでポイントが使えなければ意味がないですよね。

 というわけで、一概に還元率が高いカードを選ぶとお得、という訳ではありません。クレジットカードのポイントプログラムを理解するのはなかなか面倒ですが、塵も積もれば山となります。自分がよく利用するサービスに合ったものを選びましょう。

◆今後の予定(変更になる場合があります)
第 5回:ライフプランとお金~転職したら?(5月25日)
第 6回:ライフプランとお金~フリーや派遣の場合(6月8日)
第 7回:資産形成はどう考えればいい?(6月22日)
第 8回:病気になったら? 事故に遭ったら? 保険は必要?(7月6日)
第 9回:家は買った方がいい? いつ考える?(7月20日)
第10回:都会と地方、どう違う?(8月3日)

 次回(5月25日)は、「ライフプランとお金~転職したら?」をご紹介します。お楽しみに!

イラスト/いいあい