人材紹介機関などを利用する

人材紹介サービスに登録し、自分の適正やキャリアについて相談することで、衝動的な転職意欲だけで動くのではなく、転職に対する自分の考えを整理して冷静になることができた(30歳、コンサルタント・研究職、教育・教育学習支援関係)

ハローワークへの登録。登録すれば、自宅のパソコンから詳しい求人内容が見られるため(36歳、一般事務・営業事務・医療事務、運輸)

離職前に転職サイトに登録しておいた。事前にどんな求人があるのかを知ることができた(34歳、通訳・翻訳、通訳)

転職エージェントも含め、派遣会社や自治体でやっている無料カウンセリングを受けたこと(35歳、経理・財務・会計、コンサルティング・会計・法律関連)

転職サイトに登録して事前に情報収集 (C) PIXTA
転職サイトに登録して事前に情報収集 (C) PIXTA

その他

常日ごろから履歴書や職務経歴書をアップデート。自分の今の仕事内容の整理にもなる(37歳、特許事務、コンサルティング・会計・法律関連)

第一印象を良くするために、立ち居振る舞い、姿勢を良くするなどを日ごろから気をつけていた(33歳、一般事務・営業事務・医療事務、放送・広告・出版・マスコミ)

イメージコンサルタントの方にお願いし、メイクと服装のアドバイスをもらった(39歳、一般事務・営業事務・医療事務、食品、医薬、化粧品)

失業保険や社会保険について調べること(37歳、経理・財務・会計、医療用消耗品の販売)

長期の海外一人旅(37歳、広報・宣伝、教育・教育学習支援関係)

 いかがでしたか。仕事のスキルや資格、人間関係など、一朝一夕に身につけるのが難しいものもありました。ぜひ参考にしながら、自分に合った転職をつかみたいですね。次回は、転職経験者が振り返って「転職前後にやっておけばよかった」と思うことを紹介します。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA

働く女性の転職白書

第1回 転職白書 女性の7割が転職希望「時間と勇気なく我慢」
第2回 転職白書 一番人気は事務系 憧れ業種は意外なあの業界
第3回 転職白書 女性の転職の決め手 福利厚生より「未経験可」
第4回 転職白書 経験者8割が満足 年収や働き方、人間関係改善
第5回 転職白書 女性がよく使うエージェント 活用のメリットは?
第6回 転職白書 転職後に年収が上がった人が実践していたこと
第7回 転職白書 転職は実際いくらかかる? 平均は12万円
第8回 転職白書 経験者が語る転職前後でやってよかったこと(今回はここ)

【調査概要】
2016年11月7日~12月4日、日経ウーマンオンラインと日経WOMANキャリアのサイト上で調査を実施。日経ウーマンオンラインを通じて回答した回答者389人、日経WOMANキャリアを通じて回答した回答者315人、計704人の回答を得た。属性は、独身59.4%、既婚(子どもあり)19.3%、既婚(子どもなし)15.3%。年齢は25~39歳が62.1%。居住地は、東京都28.1%、神奈川県12.9%、大阪府7.8%。会社員(一般職)61.8%。

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