カフェでコーヒーを飲みながらできること
今度は、夏休みや休日にカフェに出掛けて、ゆっくり自分のキャリアと向き合ってみては? 短時間でチャレンジできること、自分のやりたいことを見つけるためにできる具体的な方法などを紹介しよう。
4.WILL・CAN・MUSTで整理する
転職活動を始めるに当たって、やってみてほしいのが、「Will(やりたいこと)Can(できること)Must(やらなければならないこと)」の3つのフレームでキャリアを整理することだ。
まずは、「Will」で「自分が何をやりたいのか」「どうなりたいのか」を考え、「Can」で「自分のスキルや経験」を洗い出してみよう。その上で「Must」の「自分がしなくてはならないこと」(今の仕事で実績を上げる、資格を取る、転職活動を始める……など)を考えてみると、やるべきことが明らかになってくるだろう。
働き方に悩んだ33歳が転職で見つけた2つの仕事条件
5.三角形でキャリアビジョンを考えてみる
「転職したい」という気持ちをもう少し具体的にしていく方法の一つが、「三角形のキャリアチャート」を描く方法。
三角形の頂点に「職種」「業界」「社風・環境」と書き込み、それぞれについて「大事にしたい」程度を書いてみるというもので、転職する上で大事にしたい自分の価値観、物差しを見える化することができ、キャリアビジョンを描くきっかけになるはずだ。
この三角形を描けば、キャリアビジョンが見えてくる
6.人生予定表を書いてみる
「なんとなく転職したいけど、何がしたいのか分からない」という人は、転職活動に踏み出す前に、5年後、10年後、自分がどんなふうになっていたいのか、「夢」を予定のように書き出す「人生予定表」を書いてみるのもおすすめ。
その「夢」をいつどうやって実現させるか、と考えていくと、「今、何をすればいいのか」が自然と見えてくるだろう。
夢が見つかり理想に近づく「人生予定表」の書き方
7.職務経歴書を書いてみる
転職活動の際、必ず書くことになる「職務経歴書」だが、転職活動に入る前に、ぜひ一度書いてみてほしい。職務経歴書を書くことで、自分が身に付けたスキルや経験を整理することができるだけでなく、「よく頑張ってきた」「ずいぶん成長している」と、自信を持てるようになり、前向きな気持ちで転職活動に向かえるようになる。
高評価をもらう経歴書は、きちんと“編集”されている