休日の予定をちょっと変えるだけでできること

8.仕事以外のコミュニティーに積極的に参加してみる

 最近はSNSによって、仕事以外にもさまざまなつながりを得ることができるようになり、友人や知人などからの紹介によって転職する「紹介転職」も増えている。

 学生時代の友人や転職した元上司や元同僚などと再会したり、趣味のサークルや勉強会などに参加してみると、意外なところで転職に通じる貴重な情報が得られることも。その際は、支障のない範囲で、転職に興味を持っていることや自分の仕事について伝えておくことも忘れずに。



9.憧れの人、気になる人に会って話を聞いてみる

 「こんな仕事をしたいな」「こんな会社で働きたいな」と思う夢があっても、「私にはとても無理」と諦めてしまっていないだろうか。

 どんな仕事でも、誰かがその仕事をしているのであれば、そこに至る道は必ずあるはず。それを知るためにも、憧れの仕事、働き方をしている人がいたら、思い切って連絡を取って会いに行き、話を聞かせてもらおう。実際に会って、具体的な話を聞いてみると、自分が取るべき次のステップが見えやすくなるはずだ。



10.転職エージェントに相談に行ってみる

 「転職には興味があるけれど、何がしたいかよく分からない……」ともやもやしている人は、思い切って転職エージェントに相談してみよう。オンラインや電話での相談も受け付けているが、時間があれば、一度足を運んでみるのがおすすめ。話すだけでも気持ちが整理され、次の一歩につながる気付きが得られることだろう。



文/井上佐保子 写真/PIXTA