転職サイトで情報収集したり、転職エージェントに登録したりして、気になる求人情報がいくつか出てきたら、次はいよいよ応募段階です。転職ステップをキャリアアドバイザーの藤井佐和子さんに、教えていただきました。後編の今回は、応募から退社までステップを解説しましょう。

 前編 「結局、転職活動ってどうやるの?」これが基本ステップ」では、転職を考えたらまずやることについて3ステップをお伝えしました。

 今回は、応募から、面接、入社までのステップ4から解説します。

転職の最終調整までの流れ

4. 応募する

 いいなと思う求人情報を見つけたら、思い切って応募してみましょう。1社に絞る必要はなく、気になる企業があれば、何社かまとめて受けることもできます。エージェントによっては、書類選考にかけるために十数社エントリーすることを勧めるところもあるようです。

いい求人を逃さないために…(C)PIXTA

 応募にあたって、まずは履歴書、職務経歴書といった応募書類を準備します。企業側の求める要件に合わせて記入内容に強弱をつけ、編集を加えることで、書類選考の通りやすさが変わりますので、ぜひ工夫して作成してください。(詳しい書き方は ⇒ 「高評価をもらう経歴書は、きちんと“編集”されている」

 自分だけで作成することが不安な場合は、エージェントの担当者に相談すると、的確なアドバイスをもらえるかと思います。

5. 面接を受ける

 書類選考を通過したら、いよいよ面接となります。基本的な流れは新卒の就職活動と同じで、面接や筆記試験などの選考プロセスを経て、合否が決まります。ただし、エージェントを通す場合は、企業側と直接やり取りすることはありません。エージェントに日時の調整をしてもらった上で、面接に行くことになります。面接日の変更や遅刻しそうになった場合も、エージェントを通して連絡を取るようにします。エージェントによっては、担当者が事前に面接の練習をやってくれたり、面接に一緒についてくる場合もあるようです。

 面接では新卒の就職活動と同様、「志望動機」や「自己PR」といった質問もありますが、やはり、「前職の仕事内容や実績」など、前職について詳しく尋ねられます。また、「待遇や働き方」についての質問も、中途採用面接では率直に聞かれることが多いようです。

 面接の合否についてもエージェント経由で伝えられ、結果についてのフィードバックや、二次面接の予定など、その後の選考スケジュールの説明を受けます。面接の回数や選考のプロセスは各社さまざま。中には転職であっても合同説明会への参加や、SPIの受検が求められるところもあります。