旅に出ると、美しい風景や楽しいワンシーンを確実に撮りたいもの。さらにおしゃれに撮れたら言うことないですね。今回は、インスタグラマーが実践しているおしゃれに風景を撮る工夫を余すことなくお教えします。

 楽しい旅行、ワクワクする時間……旅行という特別なイベントは、普段より写真を撮影する機会が多く、とっておきの1枚が撮影できるチャンスです。しかし、その「たった一度の特別な瞬間」をカメラに収められるチャンスも、同じく1回限り……せっかくなら、最高の1枚を撮りたいもの。

 今回は後悔しない、旅行先で撮るInstagram映えする写真の撮り方を一緒に考えていきましょう。

とにかく「寄り過ぎない」こと! でも、それってどういうこと?

 旅先では、何を真っ先に撮影しますか? まずは旅先でしか見ることのできない、とっておきの風景を撮影したくなるという人も多いのではないでしょうか。

 押さえておきたい風景写真のポイントはいくつかありますが、何よりも大事にしたいのは、その旅先の魅力を伝えること。自分がすてきだな、きれいだなと感じ、心が動かされた風景をカメラに収めてください。

 感動した風景をカメラに収めるポイントは、風景に「寄り過ぎない」、風景から「引く」ことです。実例とともに見ていきましょう。

Tips1 撮りたいものに寄り過ぎず、中央に配置する

 大きな建造物の臨場感をより効果的に伝えるには、撮りたい物を中央に配置するのがポイントです。建造物はもともとフレームにすべてを入れるのが難しいので、何を中央に入れると面白いか、眺めてみましょう。寄り過ぎると主体が分かりづらくなってしまいます。

こちらはニューヨークのブルックリン橋。大きな橋だということは伝わりそうですが……
橋の中央から上を見上げ、アメリカ国旗を入れたアングルでシャッターを切りました

 アメリカ国旗という分かりやすいアイコンを中央に写し込むことで、臨場感が増し、旅先らしさが伝わります。

Tips2 とにかく引いて、全体像を捉える

 壮大な自然、皆に見てほしい絶景。それらを撮影するポイントは、非常にシンプル。とにかく「引いて撮影する」ことです。高台から撮ったり、目的地に到着する前に遠くから撮ったりしてみましょう。

ハワイにあるこのシークレットビーチ。高台から、ぐるりと囲んでいる大きな岩壁を捉えることで、このビーチの良さや特徴が伝わります

 寄らずに全体像を捉えることで、その雄大さ、旅先の素晴らしさは伝わりやすくなります。

サンライズの撮影。ズーム機能を使って太陽を中央に配置してみましたが……
全体を捉えるほうが、空色のグラデーションによって、徐々に太陽が昇ってくる様子が伝わりやすい1枚になりました