1.ポイントは「貯めやすさ」「使いやすさ」を重視

 クレジットカードを選ぶときに大切なのが「日常生活で活用できるかどうか?」です。カードに入会したらもらえる特典ポイントや、お買い物で付与されるポイントの高さ(還元率ともいいます)に目が行きがちですが、せっかくポイントをもらっても、使えなければ意味がありません。

 また、ポイント欲しさにわざわざお買い物をすれば、かえってムダ遣いになってしまいます。ですから、あくまでも今まで通りのお買い物の中で、支払方法をカード払いに変えるだけ、その結果、ポイントなどの特典が受けられる、というつもりで選びましょう。

 カードでもらえるポイントは、お店やレストランなどの提携サービスで利用したり、景品や航空会社のマイル、他社のポイントに交換したりできます。ポイントの交換先は、ネットショッピング、携帯電話サービス、家電量販店など提携店のポイントの他、TポイントやPontaポイントといった共通ポイントに交換できるものもあります。

 こうしたポイントサービスのうち、日ごろの生活シーンの中に使い道が多そうなカードを選ぶと便利です。初めてクレジットカードを作るなら、いつも行くスーパーやコンビニ、毎日使う携帯電話や電車、電気やガスなどの支払いでポイントを使えるカードから探してみてはいかがでしょうか。

 特にお目当ての景品やポイントがない人は、電子マネーへの交換ができるカードや、キャッシュバックができるものも便利です。クレジットカードのポイントを電子マネーとして利用したり、クレジットカードの利用代金から差し引いたりしてもらえるので、ポイントを使わないまま有効期限が切れてしまった! なんてことを防げます。