気分だけでなく、しっかり体のメンテナンスも
月に1度通っているカイロプラクティックも、心身ともにリラックスできる、なくてはならない時間です。元々肩こりがひどくて通い始めたんですが、先生が飼っている猫がかわいいので、行くと癒やされるんですよ。休息をきちんととり、オン・オフのスイッチを自分でうまく切り換えながら、なんとか忙しい日々を乗り切っています。
好きなことを追い続ける姿勢は変わらない
仕事柄、今話題になっているものを知っておくようにはしていますが、仕事用のインプットだとは特別思っていないですね。自分が好きで、関心がある分野ほど仕事につながる可能性も高まるので、好きなライブや芝居が仕事につながるなんてラッキー、みたいな(笑)。
入社したばかりの頃、先輩に「『このジャンルならお前』と名指しされるような得意分野を作れ」と言われて、それから好きなものは好きと意識的に発言するようになりました。
女友達からは「やってることが中高生の頃から変わってないね」と言われます。面白そうなものを見つけて、実際に見に行って、その面白さをどうやったら多くの人に伝えられるか考える。「これがおもしろい」と思ったら追いかける姿勢は、昔から変わっていないのかもしれません。ただ、自分がやりたい企画と、リスナーが求めている企画のバランスを取るのはとても難しいです。企画の良し悪しはリスナーの反応を見ながら判断していきますが、唯一無二の正解はありません。だからこそ終わりがなくて、おもしろい。ほかの仕事をしている自分は考えられないんです。
文/李梨愛 写真/品田裕美
TBSラジオ ディレクター・プロデューサー。2006年入社。ニュース担当で1年間、各種“街ネタ”から地震現場などを取材、リポート。その後、番組制作に異動となり、「荒川強啓デイ・キャッチ!」「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」「大沢悠里のゆうゆうワイド」「ザ・トップ5」をはじめ、さまざまな番組でディレクター・プロデューサーを担当。
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