次の目標はマネージャーになること
リーダーになってまだ1年余りですが、挑戦してよかったと思います。プレーヤーも兼ねているので大変だと感じることもありますが、フレックス制度を活用し、オンとオフのメリハリを付けて仕事ができています。自宅では、お気に入りのアロマやスチーマーを使ってリフレッシュしています。
リーダーになり、プレーヤーに専念していたときには見えなかった景色を見ることができて、キャパシティが広がりました。
私はリーダーがチームで一番偉いとは思いません。全員が並列で、リーダーも一つの「役割」。だからチーム名も「宮田チーム」ではなく、メンバーの頭文字を取ったオリジナルの名前をつけています。リーダーが一人で頑張ってあれこれ指図を出すのではなくて、一人一人が発言しやすい環境作りに気を配っています。
一番のやり甲斐は、やっぱりメンバーの成長ですね。「成績が上がった」ことももちろんですが、それよりも、「前向きになった」など、仕事に対する意識の変化がうれしいです。そのために、答えを教えて無理に方向転換させるのではなくて、一緒に考えていくプロセスを大切にしたいと思っています。
メンバーを持つ以上、自分がどんどんスキルアップしていかないと周りに迷惑をかけてしまいます。今は論理的思考力を鍛えるべく、研修を受けているところです。次の目標はマネージャー職。女性リーダーはかなり増えてきましたが、マネージャーはまだ10%以下。楽しく働く姿を見てもらって、エン・ジャパンで働く女性のロールモデルになりたいですね。
文/藪内久美子 写真/品田裕美
エン・ジャパンの営業部にてリーダーを務める。大学卒業後はアパレル業界に就職。「10年後に成長しているか?」と常に問い続け、成長の場を求めてエン・ジャパンに転職。契約社員として事務職で入社した後、営業となり正社員登用される。入社6年目となる現在、チーム4名のリーダーでありながら、自身も営業の第一線で活躍中。
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