こんなことを考えたり、聞いたりしたことはありませんか?

□ 家賃を払うのはもったいない
□ いざとなったらマイホームは資産になる
□ 金利が低い今なら、マイホームが買えるかも
□ 住宅ローン控除があるから、家を買ったら税金が安くなる
□ 頭金はできるだけ少なくして、借りられるだけ借りておこう

 最近は、シングル女性で「一生独身かもしれないから、老後のために家を買いたい」と、マンション購入を考える人が増えてきました。また、金融機関によっては、女性専用の住宅ローン商品を作っているとこもあります。そんなときに気になるのは、「買った方がトクなのか、買わない方がトクなのか」や「将来もずっとローンを支払っていけるかどうか」ということでしょう。

 実際、私の個別相談に来られる方はマイホームの購入となると決まって同じ不安と疑問を持ってらっしゃいますし、ファイナンシャル・プランナーになる前の私もそうでした。

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 もともと一戸建て志向が強かった私は、26歳で「家賃を払うのがもったいないから家を買おう!」と、結婚してすぐにマイホームを探すようになりました。そして、週末になるたびにモデルハウスや不動産屋さんを訪れ「今は金利が低いから買いどきです! おまけに今は住宅ローン減税があるから、家を買うと税金が安くなりますよ」と後押しされ、多額のローンにひるむと「みんな30年や35年の住宅ローンを払ってますから」と応援され、金融機関の人には「家を買った後で何かあっても困らないように、できるだけ金利が低い住宅ローンを借りておいた方がいいですよ」と親身になって心配してもらったおかげで心が決まり、家を買いました。

 でも、これらのプロのアドバイスは、本当だったんでしょうか?

 ファイナンシャル・プランナーになった今だからこそ、一つ一つ検証してみます。