退職金キャンペーンは、定期預金の金利が上乗せされるタイプと、定期預金と投資信託がセットになったタイプの二つが主流です。前回「誰も教えてくれなかった、暗黙の『金利ルール』」は、金利のルールと使い方をお伝えしましたから、今回は、定期預金に投資信託がセットになったタイプについてお伝えします。注意点をしっかりと確認してくださいね。

一見すると魅力的な高金利だけど…

 まずは、次の表をご覧ください。

 投資信託がセットになった定期預金の金利は、7%や8%など高いことが分かります。

<退職金キャンペーンの例>
定期預金 投資信託 条件等
期間 金利
A銀行 3カ月 8% 250万円以上を投資信託で運用すること ・NISAを開設すること
B銀行 3カ月 7% 50%以上は投資信託で運用すること ・500万円以上
・購入手数料無料の投資信託は対象外
C銀行 3カ月 3.2% 20%以上は投資信託で運用すること ・500万円以上
・購入手数料無料の投資信託は対象外

 普通預金の金利が0.001%という時代に、とても魅力的ですが……甘い話にはご用心! 実は、カラクリがあるのです。

 上記の表では、3つの例をお伝えしましたが、最も多いのが、B銀行の「投資信託と定期預金を半分ずつで運用する」パターンです。そこで、ここからはB銀行の例をもとに、お伝えします。

甘い話にはカラクリがあるの~ (C) PIXTA