「1週間管理」を試してみよう!

 1週間管理では、「自分の意志で使っているお金」を確認することから始めます。

 ここで言う「自分の意志で使っているお金」とは、食費や日用品、お小遣いなど、現金やクレジットカード、電子マネーで支払っているものです(自動口座引き落としやクレジットカード払いになっている家賃や通信費、水道光熱費、保険料などは除きます)。それさえ分かれば、あとはカンタン!

(1)1カ月の予算を現金で一度に引き出す

(2)上記の予算を4週間で割り、1週間の予算をウォールポケットに入れる

(3)1週間が始まったら、その週の予算を自分のお財布に入れて使う

(4)使い切ったら、大成功! 余ったときには、右下の段の「ごほうびポケット」にいれて、最後の週の自分のご褒美に使う

 たったこれだけです。

 1週間の予算を自分で決めて、それをちゃんと守るだけ。1週間の最後に使い切ったら、適切な予算が組めた自分を褒めてあげてください。現金が余ったら、さらに、頑張った自分を褒めてあげてください。

 でも……足りなかったら?

 つい、使い過ぎてお金が足りなかったときは、翌週から借りて使います。そうすると、次の週は、先週使い過ぎた反省もありますし、必要なものは、前の週に買っているでしょうから、少ない予算でもなんとか頑張れるもの。

 もしも、「毎週足りない」ということが続くときは、頑張る目標が高過ぎて、無理な予算になっているのかもしれません。そんなときは、焦らずに、少しずつ週の予算を少なくするように、調整してみてくださいね。

現金が余ったら自分を褒めて、翌週のやる気もアップ! (C)PIXTA

現金管理のギモンにお答え!

Q.いつから始めたらいいの?

A.月曜始まり、土曜始まりなど、買い物に行くペースに合わせて、いつからでも始められます。給料日や月初めから始めたいかもしれませんが、給料日や31日で締めると、今月は木曜スタート、来月は火曜スタート、というように、1週間の開始日がバラバラになってしまいます。細かなことは気にせずに、「生きている限り1週間は続いていく」というぐらいの大きな気持ちで、とにかく、1週間の予算で管理してみてください。

Q.イレギュラーな支出はどうするの?

A.旅行やお祝いごとなど、あらかじめ予測できる今月の支出は、1カ月分のお金を引き出すときに、一緒に引き出します。そのイレギュラーな支出用のお金もウォールポケットに入れておき、必要なときに取り出して使うようにするのです。そうすると、ATMに行く時に、「今月はこういう支出があるな」ということを意識するから、「アッ、引き出すのを忘れてた! どうしよう~」と慌てずに済みますよ。

Q.クレジットカードはどうするの?

A.クレジットカードは便利な道具ですが、ついつい、使い過ぎてしまう人が多いのも現実。そこで、「お金を使っている」という感覚を思い出し、かつ、現金管理に慣れるまでは、クレジットカードは封印しましょう。現金管理で、お金を使っている感覚が取り戻せたら、クレジットカードを使ってもかまいません。その場合は、クレジットカードで使った金額を、1週間の予算から取り出して封筒に入れ、1カ月の最後に、クレジットカードの引き落とし口座に入金しましょう。その際、2346円使ったら、1000円単位で管理して、2000円を封筒に入れて構いません。厳密にやり過ぎると、「ちょうどのお金がない!」となって疲れてしまうから、気を付けてくださいね。

 1週間管理は、予算を使い切れば大成功! だからこそ、毎週続けられるように、適切な1週間の予算を決めて、楽しくお金が使えるようにしていきましょう。

 実は、ウォールポケット家計簿、通称「マネポケ」と呼んでいるこの方法を始めた方は、自然と週予算が減る傾向にあります。気持ちよくお金を使いつつ、支出が減って、貯蓄が増える……というのも、1週間管理のいいところです。毎日の生活が楽しくなるように、自分に合ったやり方で1週間管理法を実践してみてくださいね。

文/前野彩 写真/PIXTA

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