先ほどと同じ条件で、支払う保険料総額を比較したものが次の表です。

 年齢と保険会社によって、誕生日前と誕生日後でどちらが「トク」かは変わることがあります。29歳で加入した場合と30歳で加入した場合も合わせて見ていきましょう。

■24歳と25歳 支払総額の違い
■24歳と25歳 支払総額の違い
■29歳と30歳 支払総額の違い
■29歳と30歳 支払総額の違い

 もしもあなたが29歳の女性だとして、B社の保険を悩んでいる間に誕生日を迎え、30歳で加入したとしても、保険料を支払う期間は短くなっているのだから、実際の値上げは、月額90円ではなく、実質月額1円で済むことが分かりました。そう思うと、「ちょっと落ち着いて考えよう」と思いませんか?

 また、上記のA社なら、30歳で加入したほうが、総額が安くなるケースがあることも分かりました。そうなると、「オトク」が気になる人の中には、「30年で2088円総額が安くなるのなら30歳で入ったほうがオトクだから、30歳になったら加入しよう!」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

 しかしながら、保険加入を選択しながら、申し込みを先送りすることには注意が必要です。なぜなら、保険には「健康」という加入条件があるから。