C:人と場所で分類 「目的」を見直し

Cパターン
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代 →食費
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代 →外食費
3.一人で行くカフェ代 →外食費
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など) →交際費またはお小遣い
5.セミナーなどに関連する懇親会 →交際費またはお小遣い

 Cパターンは、「人」と「場所」の二つを使って分類しています。

 家で食べたものは「食費」ですが、一人で家の外で食べたものは「外食費」、そして、誰かと一緒に食事をした場合を「交際費」や自分の楽しみである「お小遣い」というように分類するパターンです。

 この場合は、家の外での食事を取ることの「目的」を振り返ってみましょう。すると、例えば頻繁に行くカフェ代も、隙間時間を潰すためのカフェなのか、それとも、集中して考えたいからカフェなのかなど、目的によって節約できるかどうかが変わります。もしも時間潰しなら他の方法を探ると、支出がカットできるかもしれません。自分がお金を使う目的を考えてみてくださいね。

カフェで仕事。これはあなたにとって食費? (C) PIXTA

D:目的で分類 一番見直しやすい

Dパターン
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代 →食費(外食費込)
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代 →食費(外食費込)
3.一人で行くカフェ代 →食費(外食費込)
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など) →交際費またはお小遣い
5.セミナーなどに関連する懇親会 →習い事

 Dパターンは、「目的」に応じて分類しているパターンです。

 自分のための食事を「食費」(人によっては、2、3を「外食費」に分類することも)、友達との食事は「おなかを満たす」ことが目的ではなく、人間関係を作ることや遊びの意図が強いということで「交際費」または「お小遣い」に分け、セミナー後の懇親会は自己投資と考えて食費ではなく「習い事」というように分類しています。

 項目が細分化されているため、見直しがしやすいのが特徴です。ただ、細かく分け過ぎると、「この金額では何もできない」ということになるため、個々の支出の回数や総額の高さには注意しましょう。

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 このように、一口に「食べる」という行為一つをとっても、食費を見直す際には、いろんな考え方や方法があります。

 「外食ランチの代わりにお弁当を持っていく!」ということがすぐに行動しやすい職場や職種の方もいれば、難しい方もいるでしょう。また、職場の問題はないんだけど、「自分でお弁当を作るのは時間的にも無理!」ということもあるでしょう。

 そんなときは、1カ月間だけ、自分の食費をこの1~5の項目に分類してみてください。

【5つの食べるシーン】
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代
3.一人で行くカフェ代
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など)
5.セミナーなどに関連する懇親会

 その上で、何から見直すかを考えると、納得した家計管理ができますよ。

文/前野 彩 写真/PIXTA