「便利」で、使えば使うほど「ポイントが貯まる」のがクレジットカードの魅力です。前回の記事「お金の使い方を本気で変えたいなら『カード断食』がいい」では、「クレジットカードが便利で使い過ぎてしまう」という方への対策をお届けしました。続いて今回は、「クレジットカードのポイントは本当にお得なのか」について検証していきたいと思います。

そのカード、本当にお得ですか?

 クレジットカードを使うとポイントが貯まることはご存じの通りです。では、あなたが使っているクレジットカードの還元率は、何%ですか?

そのカード、本当にお得ですか? (C)PIXTA
そのカード、本当にお得ですか? (C)PIXTA

 クレジットカードのお得度は、ポイント数ではなく、1000円分の商品券をもらうために必要なポイント数から「還元率」を計算して判断します。還元率の数字が高いほど、お得なクレジットカードということです。

還元率の数字が高いほどお得

 例えば、Aクレジットカードは、100円の買い物で1ポイントが付き、1000ポイントで1000円分の商品券と交換してくれます。これなら10万円のお買い物で1000円分の商品券が手に入るので、還元率は1%です。

 それに対して、Bクレジットカードは、100円の買い物で1ポイント付くところはAクレジットカードと同じです。でも、実はBクレジットカードは、2000ポイント貯まらないと1000円分の商品券と交換してもらえません。とういことは、実質Bクレジットカードで買い物をして1000円分の商品券をもらうためには、20万円の買い物が必須なのです。

 結構大きな金額ですよね。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%。一度、あなたがよく使うクレジットカードの還元率が何%なのか、調べてみてくださいね。