「生まれたところ?」「育ったところ?」「転勤族の人はどうなるの?」「何年住んだらふるさとなの?」など、いろんな疑問がでてきます。さらに、ふるさと納税は、あくまでも「納税」ですから、税金が絡む以上自己申告ではなく、「ふるさとの証明」も必要かもしれません。
いくら税金が関わるといっても、制度が複雑だったり面倒だったりすると、利用者は増えません。そこで、大判ぶるまいを決断しました。
「ふるさと納税は、ふるさとっていう名前がついているけれど、生まれ育ったところに限らず、日本全国どこの自治体に寄付をしても良いことにしよう!」となったのです。
ふるさと良し! 思い出の地も良し! 応援したい自治体良し! 縁もゆかりもない自治体も良し! ということですね。
デメリットはあるのか?
では、ふるさと納税をすると、どんなデメリットがあると思いますか?
メリットについては次回きちんとお伝えします。今回は先に、ふるさと納税のデメリットから考えてみましょう。