もし、途中でお金が必要になったら?
途中でお金が必要になった場合は、解約(売却)することができます。
つみたてNISAは、最長20年間運用することができますが、あくまでも、「最長20年」運用する権利があるということ。つまり、途中でお金が必要になったら、解約(売却)することができるのです。
極端なことを言えば、2018年につみたてNISAを始めて、その半年後に、お金を引き出すことだってできます。
iDeCoとの違い
運用で得た利益に税金がかからないという部分では、つみたてNISAもiDeCo(個人型確定拠出年金)も同じですが、iDeCoは60歳まで引き出せません。この引き出せないところが、確実に老後のために積み立てができるメリットなのですが、「これから結婚するかもしれないし」「これから仕事がどうなるか分からないし」「もしかしたら家を買う頭金が必要になるかもしれないし」という、ライフプランの変化が多い読者にとってはちゅうちょする方がいらっしゃることも事実です。
つみたてNISAは、iDeCoのような積立金額に対する節税メリットはないけれど、途中で引き出すことができるため、「やってみて嫌だったら解約したらいい」というぐらいの気軽な気持ちでスタートできます。これなら挑戦しやすいですね。
どんな商品が買えるの?
つみたてNISAで買うことができるのは、金融庁が定めた一定の基準を満たした投資信託と決まっています。
ではここで、質問です。日本で今、私たちが買うことができる投資信託の数は、どれぐらいだと思いますか?
この質問、セミナーなどでもよく皆さんに聞いていますが、少ない方だと100、多い方でも1000という答えがよくある回答です。