仕事のメモはアプリを使い分け

──仕事で愛用しているアプリはありますか?

 これから行く場所の地図や住所、この後にツイートすることなど、本当に直近で使うことは、「LINE」に作った自分だけのグループにメモしています。例えば今日の取材なら、場所の地図や聞かれることを昨日の夜に自分のグループに送っておきました。やっぱりLINEを一番見るんですよね。

 その次に直近のメモとして使っているのが、「Captio」です。明日ブログに書くことや、今日のコラムに書くことなどをメモしています。「Captio」は機能がシンプルで、メモを書いて「send」を押すと、日付が入った状態のメモがメールとして自分のアドレスに届くんです。仕事ではすごく頻繁に使っています。

 「ネタ帳」のような感覚で「いつか使うかもしれないもの」をメモしているのは「Google Keep」です。メモや写真、ToDoリストのような箇条書きも記録できるアプリで、気になったことやメモを書き留めています。本で読んだすてきなフレーズや、読みたい本など、何でもメモして、自分の頭の中にあるものを外に出すようにしているんです。

「最近、音の可能性を感じている」

──情報収集では、どんなアプリを使いますか?

 Instagram、Twitter、Facebook、LINE NEWS、Voicyが中心ですね。最近、音の可能性をすごく感じているんです。自分が「Voicy」で番組を始めたというのもあるのですが、音はどこにいても入ってくるんですよね。今まではタクシーの中でも「Amazonプライム・ビデオ」で映画を見ていたのですが、映画は画面をフルに使うので、見ながら別のことができません。でも、音なら聞きながらTwitterやInstagramを見ることができるんです。一番聞いているのはボイスメディアの「Voicy」で、次が「Himalaya」、最後が「Podcast」です。

「Voicy」「Himalaya」「Podcast」の順で聞いている
「Voicy」「Himalaya」「Podcast」の順で聞いている

 私は「Voicy」率がすごく高くて、1日2時間くらい聞いているかもしれません。音だけなので「ながら」がしやすいんです。聞きながらメイクをしたり、掃除をしたりしています。

 「Himalaya」は私も番組を持っている音声プラットフォームで、自己啓発系の内容が多くあります。自己啓発本を読む時間がないときでも、お気に入りの番組を聞けば「3分で栄養チャージ」みたいな感じで、元気がもらえるんです。その2つで聞くものがなくなったら、「Podcast」を聞いています。

──確かに、「ながら」で情報収集ができるのは便利そうですね!

聞き手・文/飯田樹 写真/稲垣純也 取材日/2018年3月13日