「話のつまらない人は、相手の3倍話す」「おバカに見える人は、企画書の1ページ目から説明する」――こんなドキッとする例とともに、コミュニケーションにおける「必勝の法則」を教えてくれるビジネス書、「『話のおもしろい人』の法則」(アスコム刊)。今回、本書の著者であり「奇跡体験!アンビリバボー」や「ザ!鉄腕!DASH!!」などをヒットさせてきた辣腕放送作家の野呂エイシロウさんに、日経ウーマンオンライン読者のためだけに「できる人の法則」を教えていただきました。大好評短期連載の最終回は、「お金がたまる人の法則」です。


財布はこだわらなくていい

野呂さんが考える「お金がたまる人の法則」は、非常にシンプルでした イラスト/田中小百合

 当たり前ですけど、お金って「入る」か「出る」かしかないから、収支をきっちり把握しておけばためられるわけです。僕は毎日口座から2万円下ろして、1日の終わりに出た分を精算しています。これをためずに毎日やる。そうやってお金の流れと自分の資産を日々チェックしていれば、おのずと資産形成ができていきますよ。あとは投資とか副業とか、やってみたいことにチャレンジすればいいんじゃないかな。

 よく長財布のほうが金回りがよくなるとか、所得の何%分の財布を買えとかっていいますけど、たかが財布じゃないですか。お金とカードを入れる以上に意味なんてないですよ。知り合いのリッチなアメリカ人も結婚前に奥さんが買ってくれた財布をいまだに使い続けていて、ボロッボロでした。僕も1万円くらいのかさばらないシンプルなものを使ってます。

流行のダウンを買う人は貯金できない

 いつも金欠とか貯金できないって人は、ものを持ち過ぎなんじゃないかな。しかも本当に好きで欲しかったものじゃなくて、流されて買ったり使ったりしてないですか。

 僕は賃貸暮らしですが、「一家の大黒柱だったら一軒家買えば」ってよく言われるんです。でもみんなが家を買ってるからって、僕まで買う必要はないですよね。冬になると猫もしゃくしもその冬のはやりのダウン着てるし、テレビで紹介された日本初上陸のハンバーガーを食べるために行列ができていたり……。

 流行を追うのはいいんですけど、流されるのはいかがなものかと思うわけです。そりゃあ毎シーズンはやりのダウン買って週末にニューオープンの店に行ってたら、お金はたまらないですよ。そんなことを続けてたら資産がなくなるのは当然なわけで、そういう使い方をしている人は、もっともっと自分で稼いだお金を大事にすべきだと思います。僕はTシャツもパンツも持っているのは4枚だし、以前も見せましたけど机の引き出しの中だって文房具4つだけ。どれも毎日使って心地良いものを、最低限必要な数だけそろえるようにしているんです。

最低限必要なものだけが入っている、野呂さんの机の引き出し 提供/野呂エイシロウ