冬用のコートもブーツもしまって、春を迎える準備はもう万端。薄手のニットと明るい色のパンプスでお出かけしようと思って、鏡を見たら、なんだかメイクが重たい気がする……。そんな人は、口紅からまず見直してみませんか? 手軽にプロのポイントメイクが楽しめるサロン「アトリエはるか」のヘアメイクアーティストに、春リップの選び方と付け方について教えていただきました。

アトリエはるか 教育事業部 ヘアメイクアーティスト
村井政章さん

2009年、アトリエはるかに入社。約1年半、表参道店の店長を務めた後、中国全土で展開しているレディースアパレルブランドの専属ヘアメイクアーティストに就任し、ショップスタッフのビジュアルイメージの考案やスタッフへのメイク研修を担当。帰国後、大型店舗の店長を経て、現在は本部技術チーフ。関東エリアのスタッフ育成に携わりながら、外部依頼のヘアメイクなど幅広く活躍中

オフィスでは赤リップで「きちんと感」を演出

 「春メイクというと全体をぼかしてふんわりと仕上げるイメージがあるかもしれません。でも、日経ウーマンオンラインの読者さんの世代なら、顔のどこかのパーツで『きちんと感』を出すのがオススメ」と、村井さん。

 特にオフィスにおいては、リップを「きちんと」塗ると、顔の印象が引き締まって見えるのだとか。そこで、リップペンシルとリップブラシを使うオフィス向けの塗り方から説明していただきました。

リップペンシルで輪郭を補正

 「最初に、リップペンシルで唇のラインを取ります。リップペンシルを使う目的は二つ。輪郭の補正と、この後塗る口紅のにじみを防ぐためです」

リップペンシルで唇の輪郭を補正していく

 村井さんによると、コンシーラーは油分が多いのでにじみの原因になってしまうそう。油分少なめで、硬めのリップペンシルを選ぶとよいそうです。

 「補正が目的なので、もともとの唇の色に近いベージュやベージュピンクを選んでくださいね。塗り方は、口角から、内側に向かって少しずつ動かしていきます。一直線に動かそうとせず、細かく線をつなげるようにしてください」