自分のパジャマの襟元に、体臭を感じたことはありませんか――。加齢臭は男の人に限ったことではありません。程度の差こそあるものの、女性にも関わる問題。体臭に関する調査では約7割の女性が加齢による体臭の変化を自覚していると回答。最新の研究によると、若い女性には特有の「甘い香り」成分があり、35歳付近が曲がり角になるそう。どんなにおい対策を講じるといいのでしょうか。年を重ねても意識の高さが「香り美人」への近道となりそうです。
オールアバウト、ロート製薬が共同調査
◎調査期間:2018年1月24日~1月30日
◎調査対象:首都圏在住の30~49歳の有識者の女性
◎有効回答数:1101人
◎調査方法:インターネットリサーチ
女性の約8割が「体臭に悩み」
暑くなってくると、気になり始める体臭。アンケート調査の結果、約8割の女性が体臭の悩みを抱えていることが分かりました。どんな臭いなのか具体的に聞いてみると、汗、わき、デリケートゾーン、足、頭皮と続きました。
また対策をしているかどうかについては、約7割の女性が「対策をしている」と回答。ただし具体的にどんなにおいの対策をしているかを聞いてみると、汗、わきのにおい対策を講じている人が多いものの、デリケートゾーンや足、頭皮、加齢臭までは対策できていない人も多いようです。
「あれ、私におう?」が対策のきっかけ
約7割の女性が実行しているにおい対策。対策を始めたきっかけは「自分で体臭に気付いたから」と答えた人が6割以上でした。
そこで、自分のにおいを自覚したきっかけを尋ねたところ、「日中に汗をかいた時」が半数超えで最多となり、続いて「洗う前の洗濯物」「パジャマ、枕などの寝具」「コート、上着を脱いだ時」となり、衣類に残ったにおいから「もしかしてにおう?!」と気付いた人が多いようです。女性としてはちょっとショッキングな発見ですよね。