6万人以上の足を見てきた“足と靴のスペシャリスト”こと中野フットケアコンフォートセンター代表・福岡宜子さんに聞いた、自宅でできるカンタンフットケアを紹介します。難しいマッサージテクニックなどは一切不要! 目からウロコのノウハウを教えていただきました。


帰宅後これだけでOK 簡単すぎるセルフケア

 働く女性の足の悩みとして多く挙がるのが「むくみ」。特に座りっぱなしのデスクワーク中心の仕事の場合は、日中に足を動かす機会がほとんどなく「夕方には足がパンパン」というケースがよく見られます。

 セルフケアとして紹介されることが多いのは、むくみを解消するために血流やリンパの流れを促すマッサージですが、正確な位置を触れているかどうかの判断が難しかったり、「平日の帰宅後は疲れていてわざわざマッサージをする気力もない」と続けることすら難しかったり……という不満があるのも事実。エクササイズも同様です。

 そこで、福岡さんが提案するのは「“ながら”でできる超らくちんケア」。「ケア」と表現するのも大げさに感じるほど、拍子抜けするくらい簡単です。

<これだけでむくみスッキリ! フラット座り>

 「帰宅してホッと一息。テレビを観る時間やお風呂あがりのひと時に椅子に腰かけますよね。その時、椅子の前に椅子の座面と同じくらいの高さの台か椅子を置いて、ひざ下を置いてください。足が一直線に、地面に対してフラットになることで、足指にたまっていた血液やリンパが戻りやすくなります。背中は椅子の背もたれに預けてリラックス。これだけで十分にむくみ解消できます。私は毎日、これしかやっていません」

 そう言う福岡先生の美脚ラインが、その効果の確かさを物語っています。

福岡さんにサロンの椅子で再現してもらいました

<魚の目予防には、帰宅後すぐの足シャワー>

 摩擦によって皮膚の角質層が厚くなることでできる「タコ」や「魚の目」は、ヒールを脱いだときに気になりますよね。

 魚の目予防のために福岡さんがすすめるのが「帰宅してすぐの足シャワー」。

 「汗は魚の目やタコの栄養(悪化の要因)になりますから、できるだけ早く洗い流すことが大事。帰宅したらまずお風呂場に行って、足首から下をシャワーでざっと洗うのが効果的です。湿り気は雑菌繁殖のもとになりますから、指の間まで乾いたタオルでよく拭き上げて。必ず“清潔な足”を保つようにしてください」

 痛みを伴ってからの処置は専門家に任せるのが安全です。