今やダイエットの代名詞ともなったライザップ。そのライザップ式の運動&食事のメソッドを1冊に詰め込んだ「世界一下腹が凹む! 『ライザップ式ダイエットボール』」(特別付録「ダイエットボール」付き/日経BP社)が発売された。その中から、ライザップトレーナーが考案した、特別付録ダイエットボールを使ったエクササイズをご紹介。

第1回 ライザップ式の食事で「きれい」に痩せる
第2回 全部レンチンするだけ「ライザップごはん」
第3回 結果にコミット ライザップ式ダイエットボール使用法(この記事)

 ライザップでは「週2〜3回」、1回30分〜1時間の筋トレを推奨している。筋肉は刺激した後の栄養と休息で育つので、筋トレは毎日行わず、1日以上空けるのがライザップ式。ライザップと日経ヘルスが共同開発した「ダイエットボール」を使えば、体の各部位に刺激が届きやすく、効率的にエクササイズを行える。

 初級編・中級編・上級編のダイエットボールのエクササイズを順にご紹介していこう。

初級編 ライザップ式!「ヒップアップ」ボールスクワット

 実際のライザップのトレーニングでよく行われているのが、ボールを使ったスクワット。背中にボールを挟むことで、理想的なスクワットの姿勢を保ったまま行える。ヒップアップ、太ももの引き締めに効果あり。10回を1セットとして、3セット。

(1)壁と背中の間にボールを挟む ⇒ (2)息を吸いながら、ゆっくり腰を下ろす ⇒ (3)ひざがつま先より前に出ないよう腰を落とす ⇒ (4)息を吐きながら、ゆっくりひざを伸ばす
(1)壁と背中の間にボールを挟む ⇒ (2)息を吸いながら、ゆっくり腰を下ろす ⇒ (3)ひざがつま先より前に出ないよう腰を落とす ⇒ (4)息を吐きながら、ゆっくりひざを伸ばす

(1)壁と背中の間にボールを挟む

 壁の前に立ち、両足を肩幅より少し大きく広げる。肩甲骨の下あたりにボールをあてて壁に寄りかかり、両腕は胸の前で交差させる。

(2)息を吸いながら、ゆっくり腰を下ろす

 上体の力をボールに預けたまま、息を吸いながら、ゆっくりと腰を落としていく。

(3)ひざがつま先より前に出ないよう腰を落とす

 息を吸い続けながら、できるだけ腰を深く落とす。ひざがつま先よりも前に出ないように注意。

(4)息を吐きながら、ゆっくりひざを伸ばす

 息を吐きながら、ゆっくりひざを伸ばして立ち上がる。この動作を10回1セットで3セット行う。