お金をためる方法は預貯金だけではありません。お金を増やすなら投資に目を向けるのも大切です。ただ、そのやり方を間違えると……? 今回は、貯蓄上手な女性がやってしまった資産運用の大失敗がテーマです。ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんは、「貯蓄を減らしちゃった女性」のマネー相談に、救いの手を差し伸べることができるのでしょうか?

人を疑うことを知らなかった、里田さん イラスト/北村みなみ
里田良子さん(仮名) 33歳 私立中学校勤務
年収500万円 一人暮らし
長所 勉強熱心
短所 人を信じやすい

1000万円の貯蓄が、半分に目減りしちゃった!?

 お金の悩みは「たまらない」だけではありません。堅実にお金を稼ぎ、コツコツ貯金しているにもかかわらず、お金を目減りさせてしまい、悩んでいる女性もいるんです!

 相談者は、中学校勤務の良子さん・33歳。「結婚資金をためていたのに、減っちゃったんです!」と私のところに相談にやってきました。

 良子さんは中学校の先生で、年収は500万円。教師という職種であるため、とても真面目な人で、お金の使い方も慎重。6万円のワンルームで手堅く暮らし、お昼ご飯はお弁当を作って、食費も節約しています。他に目立った趣味もないため、月々6万円以上を貯蓄に回し、ボーナスの半分を旅行代に充て、残りの半分はすべて貯蓄していました。

 そうしてためたお金は1000万円! ここに来る5年前のことです。当時は何の問題もなかったそうなのです。

 しかし、私のところに相談に来た時の彼女の貯蓄額は、半分の500万円に減ってしまっていました。

 彼女の500万円はいったいどこに消えてしまったのでしょうか?