追いかける立場だったのが、追われる側に

 もともとは結婚願望の強かったありささん、エリート会社員の彼を逃したくないため、初めは「結婚して」アピールが激しく、彼のほうが結婚に及び腰になっていたのだとか。

 ところが、ローンを返し終わるまで結婚しないと決めたありささんは、「今は花嫁修行中だから」と彼に言い、結婚話を避けるように。

 すると、なぜだか彼のほうが結婚したいという気持ちが高まってきてしまったのだとか!「押してダメなら引いてみろ」といいますが、ずっと結婚してと言うありささんと追い詰められる彼との関係が逆転し、いつのまにかありささんのほうが追われる立場になってしまったのです。

 ローンを返し切った時点で、ありささんは彼からの何度目かのプロポーズを受け入れました。プロポーズを断られ続けていた彼はきっと、「4年間のアプローチが実ってゴールイン!」と思っていることでしょうね(笑)。

 美人の幸せルートを危うく破壊しかけた、リボ払いの落とし穴。

 欲しい商品を手ごろな金額で月払いで購入できるという仕組みは一見便利ですが、安易に手を出すのは考えもの。何より金利がものすごく高いので、利用を避けるのが無難です。

 リボ払いの仕組みや金利の高さを熟知していれば、ここまで借金が膨らむことはなかったでしょう。やはり、ここはありささんの金融リテラシーが低かったことに原因はあります。

 とはいえ、マネーのことは、なかなか詳しくなる方法や調べ方が分からないですよね。一例ですが、おすすめのサイトを二つご紹介します。

金融商品の用語説明からマネーに関する基礎知識が網羅された
金融広報中央委員会の「知るぽると」

お金の成り立ちからこれからのお金の仕組みの未来が垣間見える
博報堂生活総合研究所の「みらい博2018 進貨論」

 お金の知識について初心者にも分かりやすく書かれています。気が向いたときにこうしたサイトをちょっとのぞいてみるのもいいかもしれません。何事もきっかけが大事です。

 また、ありささんの場合は、ファッションや美容に対するお金のかけ方を、もっと予算化ができたのではないかと思います。例えば「これにお金をかけるのは月1万円まで。リボ払いにはしない」というように。支払方法や金額から予算化するのではなく、月々の収入と支出をよく考えて、自分に合った家計管理ができていたら、ありささんはもう少し早く結婚できたのかもしれません。

 ご利用は計画的に! ですね。

今回の学び

今回の学び「美を磨くように金融リテラシーも磨こう」

聞き手・文/相馬留美 イラスト/北村みなみ