最近では、特にIT業界のエンジニアは、年収1000万円を超える女性の割合も高まっているようです。手に職をつけてバリバリ働く彼女たちですが、稼いだお金をどうしているのでしょうか? 今回はありあまるお給料を、あまり考えずに運用していた女性のお話です。お金のプロ・FPの高山さんはどんなアドバイスをするのでしょうか?

お金はあるけど、マネーの知識は… イラスト/北村みなみ
三井杏奈さん(仮名) 34歳 外資系企業のWebデザイナー
年収1500万円(プラス副業300万円) 一人暮らし
長所 地頭がいい
短所 お金に無関心

お金に困ったことがない 気付けば保険の支払いが月30万円

 キラキラ女子の代表格といえば、Web業界で働く女性! 今やIT企業は就活生たちの憧れの就職先ですよね。中でも超が付くほど有名な外資系IT企業は、男女共に大人気。言わずもがなですが、破格の高給取りになることができるのもその魅力の一つです。

 さて、今回登場する杏奈さんは、某グローバル企業でWebデザイナーとして働く34歳の女性です。その年収は驚きの1500万円! さらに、自分の英語力を生かし、副業で翻訳の仕事もしていました。27歳の頃から今の会社で働いており、収入はずっとこの状態なので、お金に困ったことがありません(羨ましい!)。

 杏奈さんの場合、物欲があまりありません。その会社は社食がすべて無料なので、まず食費がかかりません。また、趣味は読書なのでそれほどお金がかかりませんし、ファッションにもあまり興味なし。たまには「ハワイで1週間過ごそう!」と思い立って旅行をすることはあっても、もともと海外出張が多いのでかなりまれです。家賃20万円の広尾のマンションで、のんびり週末を過ごすのが大好きというコスパのいい生活を送っていました。

 そんなわけで、何もお金に苦労していなかった杏奈さんでしたが、「ちょっと気になることが……」と、私のもとを訪れたのでした。

 実は杏奈さんは同じ会社の男性と婚約中。彼は年収2000万円なので、なんの心配もないのですが、結婚して子どもができたときに、自分の年収が下がってしまうことを心配していました。「私、今まで不安になったことがなかったんです。でも、このままでいいのかな……」