休みを取りやすい1週間が、年2回も!
会報誌の編集長を務めているというクリエイティブ部の佐藤英子さんが気に入っているというのが「ファミラブ制度」。家族(ファミリー)や自分自身(ミー)とじっくりと向き合うための時間や機会を提供する制度のことです。
小学生の男の子の母親でもある佐藤さんにとって、家族が笑顔になれる時間をいかにつくれるかは、日々の仕事のやりがいに直結するそう。ゴールデンウイークや年末年始・夏季休暇の大型連休の前後に有給休暇を追加してさらに大型連休を設定できる「ファミラブ休暇」の他、3月と10月の年2回ある「ファミラブWEEK」は「家族にもとっても好評なんです」と佐藤さん。
「ファミラブWEEKの期間中は、平日の労働時間を通常の2時間ほど縮小していて、定例の全社会議もなし。そのため有休をまとまって取得しやすいですし、シーズンオフの時期だから家族旅行のコストも安く済んですごく助かっています!」(佐藤さん)
社外への説明フォーマットも共有化
そうはいっても、世間は働いている時期だからこそ、「1週間も休んだら業務が滞って困る!」という問題は起きないのでしょうか…?
「その点もクリアされています。私たちがきちんと社外パートナーに説明できるように、総務部からファミラブ制度について説明したメール文面のフォーマットが来るんです。つまり、個人ではなくあくまで『会社の取り組み』として事前にアナウンスできるので、ご理解を得られやすい。それに、ファミラブWEEKの期間はあらかじめ決まっているので、前もって支障がないように業務を進めやすいんです」
なるほど! ちょっとしたことかもしれませんが、会社が休暇の説明をしっかりしてくれるとは、社員としてありがたいことですね。
「もう一つ、ファミラブ制度でうれしいのが、年末年始の『ファミラブチケット』です。原則1万円のギフト券なのですが、家族への贈り物や帰省の交通費の補助として使わせてもらえるんです。私は実家が近いのですが、かえって親に感謝の気持ちを伝えることが照れくさいんですよね。『会社からもらったから』と言いながら日ごろの感謝を表せる貴重な機会を頂いています。家族の外食代に使うときは、息子も『ママの会社、優しいね!』なんて喜んでいます」
「そうそう、これはファミラブ制度ではないのですが、こういうものもあって…」と、佐藤さんが見せてくれたのは、会社からもらったという誕生日祝いのカード。
誕生日を迎えた社員全員に支給されているというカードを開くと、スターバックスコーヒーのフリーチケットの他、選べるカタログギフトの案内が。さらに、豪華ホテルランチまで贈られるのだとか。