独自に開発した情報検索プラットフォームが多数の大手企業に採用されているフォルシア。頑張った人を正当に評価するために、オリジナルの評価制度「3C制度」を導入しています。この制度がリクナビNEXT主催の「グッド・アクション」を受賞したと聞き、お話を伺ってきました。賞与額を自分たちで決めるって、一体どういうこと?

仕切りのないオフィスが評価制度の役に立つ

 新宿駅南口から直結している複合施設・JR新宿ミライナタワー。2016年に出来たばかりのこの建物に、フォルシアのオフィスがあります。出迎えてくれたのは広報の見原麻里子さん。まずはピカピカのオフィスを見せていただくことにしました。

フォルシア 広報の見原麻里子さん
オフィス奥にはリフレッシュスペースも

 「部署ごとの仕切りなどは特になく、全員が見渡せるようになっています」という言葉通り、80名以上の社員のデスクがずらっと並んでいます。奥には、社長をはじめ役員の席もあるとのこと。社長室などはありません。

「隣のチーム、他部署とも気軽にコミュニケーションが取れるので、『3C制度』の評価をするのにいいんです」

自分以外の社員を「金額」で評価

 見原さんから「3C制度」という言葉が出たところで、制度について改めて教えていただきました。

 3C制度は、一言でいうと「特別賞与の額を全員で決める」制度。毎年決算期が近づくと、自分以外の全社員の氏名が書かれたシートが渡されます。そこに、「この社員がもらうべき賞与額」を一人ずつ書き込んでいくのです。

 手渡された時点では、仮の金額として一人につき100万円割り当てられています。社員数が10名なら、合計1000万円。これを、Aさんは200万円、Bさんは100万円、Cさんは50万円などと割り振っていき、役員がその評価を踏まえて実際の賞与額を決定します。3Cとは、「Contribution」(会社への収益の貢献度)、「Commitment」(業務に対する責任感、献身度)、「Consistency」(会社への安定的関与)の略で、この3つの観点で評価を行っています。

 記入した内容すべてを見ることができるのは役員のみで、自分の金額については知ることができません。特徴的なのが、コメントなどは一切書かず、「金額のみ」で評価するというところ。同期や先輩、上司を金額で評価しなくてはならないというのは、ちょっと抵抗がありそうですが……。実際のところどうなのでしょう?