こんにちは。ビューティサイエンティストの岡部美代治です。前回からスタートした30代からの美白特集。本格的なシミがまだ現れていないアラサー世代は、美白を始める最もいい時。今回は、美白ケアの効果的な方法を解説していきます

最新の美白へのアプローチ法は4つあります (C) PIXTA

美白のアプローチ「4つの柱」を理解しよう

 まず美白とは何を目指すものなのか、説明したいと思います。美白のアプローチは大きく分けて4つです。

(1)環境要因のプロテクト

 大きく分けて、太陽光線と大気汚染の2つです。

太陽光線…UV-A、UV-B。シミの原因の多くを占める。日焼け止めでブロックすることが最も重要。

大気汚染…PM2.5など、大気中の物質にも肌ダメージを与えるものがある。

 こうした環境ストレスに着目した日焼け止めや日中用美容液も登場している。

(2)メラニンケア

 メラニン合成を抑制し、メラニン分解を促進すること。

メラニンとは?
表皮の一番下(基底層)にあるメラノサイトで作られる色素で、肌色を決める要素の一つ。紫外線に当たるとメラニンを作って肌が黒くなるのは、紫外線から肌を守るための防御反応です。

皮膚構造と肌色に見えるしくみ(岡部美代治ビューティサイエンスセミナー資料より)

 メラニンができても、皮膚のターンオーバーによって分解されて押し上げられ、最後は垢となって剥がれて元の肌色に戻りますが、大量に紫外線を浴びた後や、加齢、刺激などによって、メラニン生成が増えてターンオーバーが追いつかなくなると、シミやそばかすが現れます

 メラノサイトに働きかける美白化粧品で、作り過ぎのメラニン合成を抑えて分解を促進し、メラニンが増えるのを抑制しましょう。

 ちなみに、その人のもともとの肌色は、紫外線や摩擦の影響を受けない「おなか」の色だといわれます。自分がもともと持っている基本レベルまで戻すのが美白です。