こんにちは。ビューティーサイエンティストの岡部美代治です。30代からの美白特集、今回は「自分の肌に合う美白化粧品の選び方と効かせ方」についてお届けしたいと思います。

絞り込まれてきた、安心して使える美白有効成分

 新技術を搭載した美白化粧品が各メーカーから続々と登場するので化粧品選びに迷うかもしれませんが、下記のような「美白有効成分」が配合された「医薬部外品」の美白化粧品を選ぶことが一つのポイントになります。

自分に合った美白化粧品を選ぶ方法って? (C) PIXTA

 厚生労働省によって美白効果が認められている「美白有効成分」はいくつもありますが、近年はだいぶ絞り込まれてきました。

安心して使える医薬部外品の美白有効成分

(1)ビタミンC誘導体……メラニン合成の抑制、分解の促進
(2)アルブチン……メラニン合成の抑制
(3)コウジ酸……メラニン合成の抑制
(4)トラネキサム酸……炎症予防によるメラニン合成抑制
(5)グリチルリチン酸誘導体……炎症防止によるメラニン合成抑制

 上記に加え、メーカーごとの独自の美白有効成分(カモミラET、ルシノール、4-MSK、XTC、エラグ酸など)もあります。

 最近のトレンドとしては「抗炎症」が美白のキーワードの一つ。炎症を防ぐことで、シミができにくい肌を育んでいくという考え方です。資生堂のHAKUなどに配合されているトラネキサム酸や、グリチルリチン酸、XTCなどが、抗炎症作用によってメラニンができるのを防ぐ美白有効成分です。

 メラニン抑制のメカニズムは美白有効成分によっても異なりますが、どれも安心して使え、シミやそばかすへの効果が認められているもの。適切な配合量も決められているため、どの成分を選んでも美白効果に大差はないと私は思っています。

 「どの成分を選ぶか」よりも、「毎日使い続けられるか」を基準に選ぶこと。美白ケアは「継続」が何よりも大切なのです。