言外のプレッシャーを与えていませんか?

 普段、端から見ていて「上手にコミュニケーションとれていないのでは?」と思われる人たちって、いわゆるクチがうまいだけ人たちよりも冷静に状況を観察していることがあります。もちろん貴女が口先だけ、とは言っていませんよ。ただ、貴女の言外のプレッシャーを敏感に感じ取ってしまい、その男性が「上手にしゃべろう」という負担を感じていたとしたら、とても気の毒に思ってしまったんですよね。そういう言外の気持ちって、わりと伝わりやすいものですし。

 誰しも得⼿、不得⼿はあります。雑談⼀つとっても、⻑けている⼈、ノウハウがある⼈もいますね。こういった⼈によって、雑談⼒を上げるという書籍までも出版されていたりもするほどですから。逆に、雑談を得意としない⼈もいます。

寡黙で口下手……マイナス面だけで見ていませんか? (C)PIXTA

 ちょっと気になったのが、「うまく言葉を引き出せるようなコミュニケーションを取れればいいな」という部分です。

 貴女は「寡黙で口下手な男性」とその男性を評していますが、果たして本当にそうなんでしょうか? 貴女のことを疑うわけではありません。でも、会社が雇っている、仕事を続けているというのであれば、評価されているところもたくさんあるはずです。彼のマイナス面だけに固執してしまっているなんてことはありませんか?

 今までいろいろと努力をしてきて、ダメだったのなら、これより状況がよくなることは難しいと思います。同じ職場にいる以上、楽しくコミュニケーションを取れるほうが望ましいという気持ちも分かりますが、意固地にならずに「そういう人もいるんだ」と思うと貴女自身も楽になれるのではないかな、と。