30代のFP利用が増えている?

 資産形成について真剣に考えたい、特に投資を始めようと思ったときには本を読む、セミナーに参加するなど、いろいろな方法があると思います。そんなとき、自分にとってよい選択肢を提供してくれる専門家がファイナンシャルプランナー(以下、FP)です。

 もう少し具体的にいうと、FPは相談者の悩みや希望を聞き、目標を一緒に整理します。そして、その実現に向けて家計をチェックし、ライフスタイルに対する価値観などを話し合いながら、無理のないファイナンシャル・プランの作成を行います。

 先日、運用に特化して個別相談を行っている、知り合いのFPとランチをしていたとき、「10年前に比べて若い人、特に30代の利用が増えている」という話を聞きました。勤務先で企業型確定拠出年金が導入されたり、将来のお金について不安に思ったりしたときに、FPに相談するという人も、徐々に増えているようです。

一人で不安にならず、専門家に相談するのも一つの方法です(C)PIXTA

 投資を始めようと思うと、銀行などの金融機関に相談に行く人も多いのですが、彼(彼女)たちは相談員ではなく、「販売員」です。相談には乗ってくれるかもしれませんが、自社で販売している金融商品を販売することが商売なわけですから、「無理に投資する必要はありません」とか、「他社にもっといい商品があります」といった発言は期待できません。

 その点、FPは顧客、つまり皆さんの立場に立ったアドバイスをしてくれるはずです。適正な対価を払って、相談をしてみてもいいかもしれません。ただし、FPに相談するなら「下調べ」が必要です。次からその理由をお話しします。