(2)生活の中に取り入れやすい

 証券会社や銀行、直販の投信会社が行っている投信の自動購入サービスは、一度申し込んでしまえば、あとは毎月決まった日に決まった金額で銀行口座や証券口座から自動的に投信を買い付けてくれます。

 ネット証券によっては引き落とし日を指定できるので、できればお給料日のすぐ後に設定することをおすすめします。途中で積立額を変えたい、という場合もあるでしょう。そんなときは自分の口座にログインすれば、WEB上で比較的簡単に変更ができます。

(3)値下がりしても、投資を続けやすい

 2008年の金融危機(リーマン・ショック)のように世界中の株価が大きく値下がりするようなときでも、投資を継続していけるのも利点です。

 投信の価格(基準価額といいます)は日々変動します。投資を始めたばかりの人は、最初はどうしても価格が気になるもの。大きく値下がりするようなことがあると、怖くて買えなくなってしまったり、売りたくなったりしてしまうこともあるでしょう。その点、積み立てをしていると、毎月一定の金額を購入するので、値上がりしているときには少しだけ、値下がりしているときにはたくさん買うことができます。