あなたのチームには、どんなキャラクターの人がいてほしい?
黄門様一人が見聞を広めたところで、見ているこちらも何も面白くないと思います。この一団がいろいろな事件に遭遇して、メンバーがそれぞれの視点から対処法を考え、最後は一丸となって解決していくところに面白さがあるのです。
みんなに違った役割があって、それでも同じ目的を目指していく。組織はそうあるべきだし、そうでなければ面白くないのではないでしょうか。
会社には自分とは合わない人、苦手な人も集まっています。みんなが違っているからこそ、役割分担もできるのです。
会社にいる人たちは、みんな理由があってそこにいます。会社は、何の意味もなくその人たちを雇い入れたわけではありません。どの人にも役割分担があるはずで、あなた自身の事業戦略にも、そのことがきっと役立つはずです。
<次回に続きます>
文/成田真理 写真/PIXTA
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