起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

会社が存続していくために

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 ビジネスの基本は「社会に影響を与えること」です。どんな会社でもこれからも存続していくためには、「社会に影響を与えること」を続けていかなければならなりません。

 どんな会社もはじめは、チャレンジするために設立された何の歴史もない新興企業です。それが今、こうして生き残っているのは、その会社の事業が何らかの形で社会に必要とされていて、その事業で社会に影響を与えているからなのです。

 事業とはすなわち、モノやサービスを売ることです。人々がそのモノやサービスに何らかの価値があると感じているから、それを買ったり利用したりするのです。要するに「そのモノやサービスの価値を、自分以外の人たちにもわかってもらっている」、これこそがビジネスの本質だと私は考えています。