起業家の奥田浩美さんが提案する、「会社を辞めないという選択」。会社に所属しているほうが、様々な人とつながりやすく、より大きく社会を変えられる可能性を秘めていると奥田さんは言います。あなたの強みを会社で生かすには? 会社を“使って”自分の夢をかなえるには? 書籍『会社を辞めないという選択―会社員として戦略的に生きていく』の中から、明日からすぐに仕事が好きになれる働き方を提案します。

部署のメンバーの、それぞれの持ち味は何ですか?

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 前回の記事「相手のモチベーションが上がる短所の指摘方法があった」では、チームのメンバーのモチベーションの上げ方についてお話しました。チームのメンバーの力を最大限引き出せるようになったら、次は、それぞれの力を一番いい場所に配置していく必要があります。まさに適材適所です。限られたメンバーであっても、適切なとき、適切な場所で力を発揮してくれたなら、それこそ本来持っている力の何倍かにパワーアップしていく可能性があります。この連載のなかで、社内外に多くの仲間を作る努力を日頃からするように何度かアドバイスをしましたが、そうはいっても社内で仕事をするにはある程度限られたリソースで勝負をかけていくという発想も必要です。

 ひとくちに力といっても、それは何も仕事のスキルとか経験値だけを指しているわけではありません。チームのみんながある一定のスキルを発揮して、均一な作業をしなければならないようなときもあります。例えば、工場のライン作業などでも、適材適所の考え方は成り立ちます。