働く女性を応援する月刊誌『日経WOMAN』と日経ウーマノミクス・プロジェクトは、2016年版「企業の女性活用度調査」を実施、上位100社を発表、2016年5月20日、東京ミッドタウンにて、「WOMAN EXPO TOKYO 2016」のプレイベントとして、上位企業の表彰式を行った。

2016年版「企業の女性活用度調査」とは……

『日経WOMAN』が1988年の創刊時から不定期に実施。今回で14回目を数える。
534社から得た回答を基に、評価、採点をしてランキングを出した。
企業における女性社員の活用の実態を 1.管理職登用度 2.ワークライフバランス度 3.女性活躍推進度 4.ダイバーシティ浸透度 の4つの指標で測定し採点。

『女性が活躍する会社』 総合ランキング BEST10

*表示した総合点(偏差値)が同じで順位が違う場合は、小数点2位以下で差があります。

 ランキングの詳細 2016年「女性が活躍する会社BEST100」

経団連審議員会副議長/BTジャパン社長・吉田晴乃氏

 表彰式冒頭では、来賓が登壇して挨拶をした。経団連審議員会副議長でBTジャパン社長の吉田晴乃氏は、「アメリカの政府高官に、アントレプレナーを創出する方法をたずねたら、成功を祝うことだと教えてもらった」というエピソードを披露。「このような表彰企画はとても重要。とにかく頑張っている企業をヒーロー・ヒロインにして、祝って、女性の活躍を応援することがとても大切」と述べた。

 また、「経団連でリーダーシップ講座を手掛けるなど、女性リーダーを増やしてロールモデルになってもらい、次世代につなげていく活動をしていると、大企業のトップが新しい思考を求めて、前のめり姿勢で関心を示してくる。潮目は変わった。女性が勝負に出てよい時代になった。日本は確実に女性活躍が進みます」と語った。

 「女性が活躍する会社」部門別1位の表彰式では、ジェイティービー、ANA、大和証券グループ、明治安田生命保険、資生堂の各社が顔を連ねた。

 まず壇上にあがったのは、「管理職登用度」1位を受賞したジェイティービー社長の高橋広行氏。管理職登用度部門は、女性役員の有無や、管理職に占める女性の割合などを評価した部門だ。1位のジェイティービーは女性管理職比率が37%と高く、2016年6月までに女性役員比率を5%にするとの目標を掲げている。

ジェイティービー社長・高橋広行氏

 受賞のスピーチで高橋氏は、「結婚、出産育児、家族という、女性が働き続けるうえでの三つの壁を取り除く取り組みに注力してきた」と説明。「一度退職しても7年以内なら復職できる制度、夫の転勤に伴い転居しても、転居先のグループ会社に再就職できる制度、長時間労働・働き方を見直すプロジェクトなどを立てて、ワークライフバランスの改善を進めてきた結果、女性社員の定着率が高まった。受賞を機にさらにダイバーシティ経営を強化していきたい」と語った。