東京ミッドタウン(東京・港区)で5月21日(土)と22日(日)両日合わせて1万人以上が来場した「WOMAN EXPO TOKYO 2016」にて、5月22日(日)に「自分らしく美しく輝き続けたい人たちへのメッセージ~スキンケアからファッションまで~」が開催されました。

高橋みどりさんと、「etRouge」編集長・麻生綾のトーク

 ファッション界におけるレジェンドといえる存在の高橋みどりさん。現在はイメージングディレクターとしてPRやマーケティング、商品や店舗のプロデュース業を行っています。とてもお若く美しい高橋さんに、働く女性がターゲットの美容雑誌「etRouge」編集長の麻生綾が、根掘り葉掘り聞きだしました。

表舞台よりも裏方のファッションビジネスに魅せられた20代

美しいファッション界のレジェンド高橋みどりさん

 麻生編集長が女性誌の編集者として働いていた当時から、ファッション界でのオーラがすごかったという高橋さん。しかし、実は学生時代はファッションにそれほど興味がなかったそうです。就職先も決まっていたものの、「働くって何だろう?」と疑問を持ったことから「アナウンサーになりたい!」と思い立ち、テレビ朝日のオーディションを受験。見事、今もキャスターとして活躍されている安藤優子さんと同じ番組に合格し、5分間の番組のファッション枠を担当することに。

 番組に携わるなかでファッションビジネスを好きになり、番組終了後はジュン・アシダを経てメルローズに転職。プレスという言葉が出てきたころ、10年勤務のごほうび研修で訪れたNYでバーニーズニューヨークと出合い、これがまた新たな転機となります。

 「こういうお店が日本にもできればいいのにな」と思っていたところ、その1年半後に日本にバーニーズが出店するという新聞記事を偶然目にし、高橋さんは早速入社するルートを探り、見事にそのチャンスをつかむのです。

 しかし、ここで英語の壁が立ちはだかります。なんとなく旅行などで話している英語とビジネス英語は全く違い、当時はメールもなく電話やFAXでのやり取り、12時間時差のために夜中まで会社にいる毎日でした。でもこの経験は高橋さんのキャリアにとって、一番大きな転機だったと振り返ります。

 「日本の企業から外資系にいって、自分で責任を持って最後まで仕事をやり遂げるということや、YES/NOを自分で言う=判断することを学びました」(高橋さん)

 NYと日本の力関係で様々な思いを抱えながら働くなかで、NYのバーニーズが破産。創業からのファミリービジネスではなくなり、雰囲気が変わることが予想されたことから、数あるヘッドハンティングから1997年にふたたび日本上陸を果たすアルマーニへのオファーを受けて転職します。