女性活躍推進度1位はイオンと日立製作所

 女性活用の専任組織の有無や女性社員向けの研修制度など、女性活躍推進の社内環境について評価した「女性活躍推進度」では、イオンと日立製作所が同率1位に輝いた。イオンは執行役人事・管理担当の高橋丈晴氏、日立製作所からは理事の荒木由季子氏が登壇した。

 イオンの高橋氏は「2013年にCEOの岡田元也が『女性管理職比率を2016年に30%、2020年には50%にする』と宣言したときは、社内では『本当にできるのか』という声もあった」と振り返る。

イオン執行役人事・管理担当の高橋丈晴氏

 しかし組織横断的な管理職育成研修、人事制度の改定、イクボスなど多彩な施策を行うほか、いつでも働ける環境を整えるため事業所内保育所も16カ所で展開して女性の活躍を後押ししてきた。「2016年末の女性管理職は27%と目標にわずかに届かなかったが、店長は30%を超えており、管理職の一歩手前の女性は50%近い。2020年の50%という目標はほぼ達成できるはず」と胸を張った。

 日立製作所の荒木氏は「当社は技術者が多く、男性的なイメージが強い会社だと思うので、今回の受賞はとてもうれしい」と笑顔を見せた。

日立製作所理事の荒木由季子氏

 同社では2006年からダイバーシティ推進プロジェクトを立ち上げ、女性活用を後押ししてきた。「ダイバーシティを推進するには経営者のコミットメント、女性が働きがいを感じて能力を発揮すること、男性管理職の理解の3つが大切。ダイバーシティを推進し、それを通じて社会に貢献していきたい」と話し、「今回初めて総合でも上位に入賞できた。これを励みにさらに上位を目指したい」と意気込みを語った。